【ぱくペインクリニック】 神戸市中央区 整形外科疾患・神経内科疾患・皮膚科疾患・癌の痛み・その他の疾患
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神経ブロック治療

  神経ブロック治療について
神経ブロックは注射器と針を用いて痛みの部位もしくはその痛みの原因となっている神経もしくはその周辺に局所麻酔薬で痛みをとる治療です。抗炎症作用のあるステロイドを少量併用することもあります。使用する局所麻酔薬についてですが、作用時間は1-2時間と短時間であり、非常に安全な薬です(局所麻酔薬による神経ブロックは体にほとんど悪影響を及ぼしません)。神経ブロックをおこなうことは、短時間痛みをブロックするだけでなく痛みの悪循環を断ち切り、体を本来の痛みのない状態に戻すのに役立ちます。
  透視下神経ブロックと超音波ガイド下神経ブロック
神経ブロックの手技は、初期には盲目的におこなうものでした。
しかし現在はX線透視を見ながらおこなう手技、超音波画像を見ながらおこなう手技へと進化しています。当院では神経ブロックの種類に応じて、適切にX線透視や超音波画像を併用し治療をおこなうことができます。

超音波ガイド下神経ブロックには以下のような大きな利点があります。
①レントゲン被爆がない
②血管や筋肉といった軟部組織を直接観察しながら穿刺できる

利点を生かし、X線透視と使い分けることにより現場で大きな威力を発揮します。
  高周波熱凝固法について
ほとんどの疾患は通常の局所麻酔薬による神経ブロックで改善しますが、ある種の疾患(三叉神経痛、癌による痛みなど)では一時的な効果しか得られないことがあります。
そのような場合には神経に熱を加えて長期間神経ブロックの効果を長持ちさせる方法があります。
それを高周波熱凝固法といいます。特殊な針と装置を使用すると針の先端のみに熱(40-90℃)を加えることができます。その熱で神経を変性させて痛みをとります。
ただし神経に熱を加えると、痛みが取れるのと同時に痺れや筋力低下が起こりえますので、慎重に適応を見定める必要があります。
  神経ブロックが適さない人
神経ブロックを受けたくない人、ワーファリンやパナルジン、プラビックスなどの血を止めにくくする薬を内服している人、出血傾向のある人、糖尿病や高血圧がコントロールされていない人、発熱などで感染が疑われる人。
以上の方は神経ブロックにより出血や感染などの不利益をこうむることがありますので神経ブロックはおこないません